一流のエンジニアは要件定義中に仮想コーディングする

経験豊富で頼りになる一流のエンジニアは、要件定義中に仮想的なコーディングをする癖があります。顧客がシステムに求める条件をプログラミング言語で表現するかのごとく、脳内でコードを組み立てることができるのです。一流のエンジニアは顧客の要望を実現できるか否かについて即答することが多いのですが、それは要件定義中に仮想コーディングを済ませているからです。技術的に不可能な要求は、瞬時に判断できてしまいます。

要件定義中に一流のエンジニアから冷たい印象を受けてしまうのは、論理的な考え方が言葉に表れているからです。顧客のことを嫌っているわけではなく、またエンジニアとしての仕事が退屈なわけでもありません。脳内でコードを組み立てる際に感情は忌み嫌われる存在なので、気持ちを表に出さない話し方をしがちになるのです。要件定義が始まる前には笑顔でフレンドリーに接してくれるのであれば、そのギャップに驚いてしまうかもしれません。

しかしながら、オンとオフの切り替えが上手であると言えます。細かい仕様を決めている最中にエンジニアが黙りこんでいるときは、口を開くまで待ってあげる配慮が必要です。彼らはその日の夕飯について考えているのではなく、決まった仕様をプログラミング言語で表現して問題が発生しないのかを熟考している可能性があります。途中で思考を中断させられると、脳内で積み上げたロジックが崩れてしまい問題点の発見が送れてしまうことも考えられます。

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